東海学園交響楽団OB会 特別演奏会
今週の月曜日の夕刻、表題の演奏会に出演してまいりました。
母校である東海中学校・高等学校は、世間一般では「勉強ができる学校」として有名であり、
特に医学部の進学実績においては、全国一位であると聞いております。
私はその中で文系に進み、しかも東大文Ⅲという、
東大の中でもいわゆる最も「役に立たない」と思われがちな学問をしに行った人間です。
もちろん当時から、そういった学問は人間にとって、
いや、人類にとって最も大切なものであることを私は自覚していましたし、
もしそうでなければ、私は今でも音楽や哲学や文学を続けていることはなかったでしょう。
そのマインドを培ってくれたのは、遡ればこの東海中高のオーケストラ部であったように思います。
今回の特別演奏会では、その母校に帰り、
最大で40歳くらい年齢の離れた「東海生」が集って、共に音楽を作り上げました。
私が印象的だったのは、皆が「いい目」をしていたことです。
「人の灯は目」と聖書にも書いてありますが、眼差しはその人自身を語ります。
謙虚な心、高き志、誠実な魂。
そういったことはこの中高で教えられてきましたが、そういったことを本当に現実に体現し、
人生において表現している人々と一緒に音楽ができたことは、
私にとっても本当によかったと感じています。
これからも自身の志に恥じないよう、生きたいと思います。
