ホームページやチラシに画像を使う前に

ホームページやチラシに画像を使う前に

2026年5月1日


ネット上には、様々なサイトに様々な情報が上がっています。
これらの中には、画像という情報もあります。
この画像は、ネット上に上がっていて自由に見られるからといって、
自由に使えるとは限りません。
なぜなら、これらの画像には制作者、
つまり著作者がいて、その著作者等が著作権者として、
著作権を持っているからです。


世の中のサイトの中には「フリー素材」、つまり無料で使える画像を集めたものもあります。
それはとても便利ではありますが、実はその無料で使える範囲に制限があるものも少なくありません。
例えば、
・商用利用禁止
・クレジット表記義務
・改変不可
等です。
こういった制限は、主に利用規約に書かれているため、
それを確認する必要があります。


そのため、Google画像検索等で見つけた画像をそのまま使うのは、
著作権法上大変危険です。
その画像がフリー素材でない可能性はとても高いですし、
フリー素材であったとしても、画像検索では利用条件まではわからないからです。


昨今、Canva等のデザイン作成ツール、画像素材サイト、
AI画像生成等が広く使われていますが、
これらを使う際にも、著作権法には十分に留意する必要があります。
例えば、Canvaで提供されている素材で画像を作った場合、
それが完全に自分の著作物になるわけではない点には注意が必要です。
それを納品したり再配布したりする等は慎重に行うべきと考えます。
この場合も利用規約やコンテンツ使用許諾の範囲を確認する必要があります。


同様に、画像素材サイトについても、
「商用利用可」の中身が重要になってきます。
広告に使えるのか、商品化してよいのか等は、サイトごとに異なっています。
特に、使用形態、
例えばホームページのアイキャッチ画像として使うのか、
それともチラシに使うのかという違いでも、条件が違ってくる場合があります。


生成AI画像は、例えば「○○風イラスト」のように、
既存の著作物に似ている画像は、その著作権を侵害すると考えられています。
また、AIサービスごとに、
商用利用や再配布、クレジット、禁止用途等の条件が異なります。
これも利用規約をよく確認することが必須です。


これらの点を留意した上で、団体や事業者の方々の場合は、
その利用規約なり使用許諾範囲なりを「誰が確認したか」を、
記録して残しておくと安全です。
これは責任のなすりつけ合いではなく、著作権の意識付けと、
事故時の問題解決の早期化に寄与するからです。


ネット上の画像を使ってよいか悩んだら、
まずは利用規約・許諾範囲・出典等を確認するようにしましょう。